ミルコ日記

趣味や日々の思いを綴ります。

フリマサイトに思う事

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ネットフリマ

《昨今のフリマブーム》

フリマサイトは今やネットの中で使うものと言う感覚が一般的になってきている。 一昔

前は晴れた公園のようなところで、家族連れで行って色々と使わなくなったものなどを皆で持ち寄り買ったり交換したりする場であった。物を見ることが前提であったから気に入れば買うし気に入らなければ冷やかすだけ、それが結構楽しいものだった。

ネットのフリマって実際のフリマとどう違う》

フリマサイトでは画像は見れるがそこに書かれている説明をどこまで信用できるかかなり難しいやり取りとなる。今一番シェアが高いのはメルカリと聞くが確かにその数は多く信用性を担保するためのニコちゃんマークの数は一定の評価とはなるが、何方かと言うと、悪い評価がないことを確認するためのもののような気がする。

《ものを見ないで買う日常》

言葉によるそのものの状態や、良し悪しを書いてあったとしても、画像で確認できるものは良いとして感覚的に感じる良し悪しは触っている本人しかわからないものだ。 だからこのサイトを運営する事務局はある一定の取引に対するクレームが発生することを覚悟しなければいけない。 額が大きければ余計にトラブルは難しくなる。 そのためそれらのクレームを売り手側と買い手側飲みに解決を任せることはできない。 結局トラブルに関与しないでその結果のみを確認するような事務局であったりしたら今後誰もこのようなサイトで取引をするような危険を冒さない。

《ネット購入のサイトは安心を提供できるのか》

多分、そこのところはサイト運営者もよくわかっていてトラブルが発生した場合サイト運営者の仲介と言う道も残しているようである。 この仲介は結構厄介で、あくまでも中立でなければいけない。 また、双方の言い分をよく聞き、どちらも納得する答えを提案しなければならない。 ただ取引の売り手も買い手も引っ込みがつかないような場合もあり、この仲介者の立場を理解し落としどころ探してくれることを望んでいる場合も少なくない。主に新品のみを扱うような場合でない限りやはりそれぞれの感じ方が違うものの扱いは認識の相違が必ず発生するので出来る限りの出品物に対する情報が届けられる仕様にすべきだと思う。質屋が流質品などをオークションでアップする時には、感覚をできるだけ、数値化し判断基準を作っている。ランクをAから順にランク分けして、新品未使用を「S」ランクとしてあと、その使用感、ダメージをランキングして伝えるのは判りやすいと言えるが、統一されたものがある訳ではないので、個人が出品するのは飽くまでも主観であり、受け取る方も感覚の違いがあるはずである。

《今後の改善》

そうなると、やはり、売る側と買う側の情報の共有が必要だろう。画像は重要な情報であるが、良く撮ろうとしたりすることもできるし、買い側が見たいところが見れる訳では無い。どうしても自己責任で見て判断してくださいと言う売り手側の一方的な情報提供である。補完するためにはメッセージ機能を強化するしかないだろう。

更に今後は、サーバーの容量の問題もあるだろうが、動画に加え音の出るものは音声情報、動作の正常を示すための動画をアップする工夫はトラブルを避ける為、安心して買うためにも必要なことだと感じる。

 

《ネットショッピングを超えるか》

ネットショッピングでは既にアマゾンが「通信販売」の弱点を克服し、一般販売店を大きく引き離してしまった。

通販の弱点

①価格が高い

②送料がかかる。

③商品が届くのが遅い

④届いた品物に不満なあ場合返品がしにくい

⑤実際の品物が良いものかどうかわからない。

ざっと見てもこういう印象があったはずだ。

利用された方は直ぐに感じたと思うが、①も一般の販売店より同じか、さらに安く、ポイントやバーゲンで買えばさらに安い。②プライム商品は年間4,900円でプライム会員は無料になる。送料のみならず数々の特典があるのでメリットは大きい。③に関しても今やものによっては翌日配達され、翌日以降でも到着日が通知される。④返品は基本無料で一定期間内すれば、不良でなくての返品でき、返品手間もかなりシステム的で交渉が不要である。ここまでくると通販のデメリットをほぼカバーしており、「利用しない」理由が見当たらない。最後に⑤が心配となるが、ブランド品であれば、信用もあり、さらに星マークによる満足度を購入客からフィードバックするシステムで、満足度が数値化されるので、これも購買障壁を下げている。アマゾンは中古本のリセールを早くからネットでしていたので、いまだに中古品が新品とサイト中に表示がされる仕組みで、これが言えば、フリマに近いが、出品者が業者である点、信用度が違う。フリマはこのアマゾン並みには至っていないと思う。楽天市場が同形態ではショップ連合として競合しているが、やはりアマゾンがリードしている。

《フリマの今後》

まずはアマゾンを超えることは難しいとしても、先の課題を克服できれば、個人参加者が増えれば、とにかく破格な良品もあり、拾い物的な満足感があるのも魅力で、この辺りをうまく広げることが大事であると思う。とにかく参加者を増やすことそれが命であろう。