ミルコ日記

趣味や日々の思いを綴ります。

私の場合の新型コロナ体験

既に第八波と言われる中、とうとう新型コロナにり患してしまいました。住んでいる福岡県の統計を見るに、昨年12月30日~1月12日で感染者数111,651人と言うことですが、私の場合、妻が先に発症したので、市販の抗原検査キットで陽性がでたので、診断をふけるまでも無く感染したのは間違いなく、トドメで私の2日後に体調を崩した娘が正月休みの最終日に発熱外来に行って確定診断を受けたので、この実数に入ってますが、私と妻は入ってません。だから実際の感染者はこの倍はいるのではないか。

マスコミも過去最高の感染者数と如何にも一大事と相変わらず報道しているのも、根拠のないことではないが、風邪をひいた人の実数を誰か把握してますか?と聞きたい。

インフルエンザでさえ実数は把握できていない。なぜ把握しないのかと言えば、把握する必要は無く、治療方法がある程度確立されているので、統計的傾向把握や、規模に応じた医療体制や医薬資産が十分かなどと言いう懸念が無いのだから把握の必要はないとなる。新型コロナの初期段階と違い、感染力は上がっているが、弱毒化しているのは既知の事実である。実際私の場合も40度近い発熱はあったものの、キツイと感じたのは3日間程度であった。それも普段の風邪との違いは感じられないほどだった。ただし、病後の回復はとても遅かった。31日に発熱して、今年の1月2日には普通に起きて、活動は可能だった。但し、体調不良はその後一週間続いた。しいて言えばこれが新型コロナの特徴ではないか。人により症状は違うとの事であったが、概して「後遺症」と言われる類の不快な状態が付きまとう風邪なのだと思う。

私も妻もワクチン反対派なので、皆3回接種が当たり前と言う中で、周回遅れどころではない状態だったが、り患してみて、改めて接種の必要性は感じなかった。

接種による後遺症や、突然死などを聞くに、り患予防や軽症化の為のワクチン接種自体の効能よりリスクの方が看過できないと感じる。

「人による」と言うマジックワードで恐怖を増幅し、世論をワクチン接種、徹底した感染対策へと誘導する政府や、マスコミのミスリードは大きな罪だと思う。世論受けする安全側に立つ政府と、世論誘導をしたいマスコミ、利権や権益にしがみつき放そうとしない業界団体によって身動きできない状態なのが我が国なのだ。同様な状況でもコロナを特別視せず「ウイズコロナ」に舵を切った西洋諸国から冷ややかに見られているのに勇気と慧眼を以て「STOP」を言い出す真の政治家がいないのは残念だ。

しかし、中国は「ゼロコロナ」から「ゼイインコロナ」へ「白紙デモ」を契機に大転換し(させられ)、社会インフレの準備の無い中感染爆発によって、どうにもならない状況になった。しかも、民族大移動の「春節休暇」に向かって導火線に火がつけられた状態なのに中国政府は成す術なし状態に見える。80~90年代の中国は回りの国に対して下手に出ながら、着実の国力を伸ばし、今や完全に日本の経済力を追い抜き、世界に対する影響力もアメリカに匹敵するほどになった。ソビエトが崩壊して、継承したロシアもBRICSの一員と目される程地力を付ける至ったが、この権威主義国家たちは、昔ほどしたたかでは無くなった気がする。中国は前述の如く習近平による共産党一党体制が滑稽な程中国をダメにし出したし、プーチンの始めたウクライナ進攻がロシアの弱さを露呈した。(それでもしぶといロシアであるが国力低下を免れない)

超大国アメリカの病はもっと深刻なきがする。世界をリードするべき自由主義国のアメリカの国内で極左グループやグローバル主義者達が自信の理想と利権の為に国を変えようとしている。しかし、対外的な大きな支柱であることは変わらずその言動により世界は大きく振り回される。

新型コロナがもたらした様々な矛盾や、歪はどう修正されて行くのだろうか。実際にり患すれば、体験により次に進める、予防のみに拘る必要があるのだろうかと感じなくもない。人によっては重篤になる方もいるのも間違いないが、何時かは死ぬのである。しかも今は基礎疾患を持った方や高齢者が死亡確率が高く、社会活動を担う層にすれば風邪の一つなのだ。

体調はイマイチだが、改めて次の一歩を踏み出す必要を感じる。